生物統計家の仕事と役割,そして医学研究者とのかかわり方
寄稿 佐藤俊太朗
「臨床研究を実施する上で生物統計家が必要」。このような認識が一般に普及し始めてから約10年がたった。しかし今も「生物統計家=データ解析が得意そうな人」ととらえている医学研究者は多い。これは生物統計家ができること,あるいはしていることの一面である。本稿では,学術機関に所属する生物統計家の仕事のうち,生物統計学に関する学術研究ではなく,医学研究者とかかわる仕事にスポットを当てる。まず,そもそも生物統計家がどこにいるのかを示した上で,どのような仕事をしているのか説明し,次に生物統計家と医学研究者とのかかわり方の一例を提示する。
こちらの記事の内容はお役に立ちましたか?
本ページの「役立った!」機能をお使いいただくには
「有料記事の購入」「アクセスコードの登録」などを行い
記事の閲覧権限を得ていただくことが必要です。
※記事により、指定の医療関係者(医師、看護師、コメディカルなど)以外は
お使いいただけない場合もございますのでご了承ください。