法制化されたドイツの現状から内密出産を考察する
寄稿 Tobias Bauer
2019年12月に熊本県熊本市の慈恵病院が「内密出産」の実施を表明した。慈恵病院における内密出産は,妊娠を知られたくない女性が病院内の相談室のみに実名を明かした上で出産し,子どもが一定の年齢になれば産みの母の実名を閲覧できるというものである。
慈恵病院の取り組みのモデルとされているドイツでは,出自を知る権利の侵害や孤立出産の問題を抱える赤ちゃんポストの代替策として内密出産を法制化した。内密出産導入時の14年5月から全国規模で月平均約10件の内密出産が行われている(23年1月末までの総件数は1044件)。
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