子と親の真意を“代弁”する小児診療を インタビュー 高橋孝雄
小児科では,患者(子ども)に家族が同伴することがほとんどである。症状を患者自身がうまく伝えられないことも多く,家族から得る情報が診療に不可欠だ。子と親が本当に伝えたいと思っていることは何か。真意を汲み取り“代弁”することが小児科医の仕事の本質である。少子化と言われる現代社会において,わが国の未来を担う子どもの健康と家族の幸せを守る小児科医の仕事の重要性はますます高まっていくであろう。
一方で,小児科医不足は言われて久しく,医学部学生,若手医師に小児医療の魅力を伝えることも求められている。「小児科学が,ひとの健康を守り増進する医学の中核を担う学問であることを実感していただければ幸いである」。編集を務めた書籍『標準小児科学 第9版』(医学書院)の序文でこう述べる高橋孝雄氏に,小児科学の特徴と魅力,書籍に込めた想いを聞いた。
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