人文・社会科学の知見で臨床のもやもやを整理する 対談・座談会 森田達也,田代志門

 臨床現場で何だかもやもやする出来事に出くわしたけれど,状況をどう整理しどう考えればいいのかわからない――。書籍『臨床現場のもやもやを解きほぐす 緩和ケア×生命倫理×社会学』(医学書院)では,そうした臨床でのもやもやに関して,緩和ケア医の森田氏と生命倫理学者/社会学者の田代氏が往復書簡での議論を通して,「それでどうするの」「なんでそうなるの」という問いへの実践的な解を与えることをめざしています。

 本紙では,両氏による対談を企画。臨床現場と人文・社会科学領域の知見の近接するポイントを瞥見した上で,ACP(Advance Care Planning)にまつわるもやもやについて話しました。

 

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