サイエンスイラストで「伝わる」科学 [第4回] 「一般的な感覚」とは 連載 大内田美沙紀
前回,サイエンスイラストレーションのスタイルの調整について,伝える対象とメッセージを指標とした相関を示した。伝える対象が専門家でかつメッセージに正確性を求める場合はリアルな描写となり,対象が患者さん等のナイーブな層で大まかな印象を伝えたい場合はやさしい描写が適切であると述べた。特に患者さんが対象に含まれる場合は,より描写に配慮したイラストにする必要がある。今回はイラストを制作する上で,見る人に配慮する「一般的な感覚」と,その微妙な調整について例を挙げて紹介したい。
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