医師確保における行政の支援 地域医療を持続させる手立てとは 対談・座談会 松本晴樹,宮園将哉,吉村健佑

医学部における地域枠の拡大,卒業後の勤務体制の充実やキャリア保障など,特に医師少数地域と呼ばれる場所で医師確保に向けた取り組みが進む。これらは将来的な地域医療を担う人材を確保するための一つの策であり,その方針は各都道府県で独自色が強いのも特徴だ。一方の都市部をはじめとした医師多数地域であっても,診療科による医師数の偏在も課題とされる。そこで今回,医師確保に向けて精力的な活動を行う新潟県,千葉県,大阪府で活躍する3氏に集まっていただいた。各地域の実状の共有および日本全体での医師確保の方策を考えたい。

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