職場のメンタルヘルス問題に対する産業医・産業保健職の向き合い方 対談・座談会 宮岡等,田中克俊,鎌田直樹

 業務で強い心理的負荷がかかり,精神障害を発症して労災保険の支給対象となる事案が年々増加している(図)。職場での適切なメンタルヘルスケアの実践は喫緊の課題であるものの,一様に対応できないことから患者へのアプローチに悩む産業医・産業保健職は少なくない。一筋縄ではいかない職場のメンタルヘルス問題に対応する際の留意点とは。新刊『職場のメンタルヘルスケア入門』(医学書院)の編集を担った3氏による座談会から,メンタルヘルス不調者の早期発見法や良好な労働衛生環境の構築を考えたい。

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