AI医療機器開発と保険適用までの道のり 産・官・学・医,オールジャパンでの開発体制と経験 寄稿 沖山翔
国プロ(科学研究費を用いた国からの委託事業)に基づきAI医療機器の開発を担う企業の代表として,ベンチャーを創業して6年になる。初めに承認されたAI,nodoca(ノドカ)は,インフルエンザの診断支援を用途として治験を行い,2022年に医療機器承認そして保険適用となり,現在全国の開業医を中心に使われ始めている。
産官学,そして多くの医療機関に支えられたこの新医療機器の開発プロジェクトは,2020年の臨床試験を経て, AI医療機器で独立した保険点数がついた事例として初めて臨床化に至った(註)。本稿では,産官学医での共同開発の実際を紹介する。
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