時代を積み重ね,未来を映し出すPOCUSの可能性 対談・座談会 亀田徹,西田睦,辻󠄀本真由美

 身体診察の延長としてベッドサイドで行われるpoint-of-care超音波(POCUS)の広まりやポータブル型・携帯型超音波診断装置の登場と低価格化により,急性期診療の場において超音波検査の注目度が高まっている。POCUSは現在,医師だけでなくコメディカルの間でも活用者が増えているものの,職種ごとにどの程度検査を施行すべきかについて一定のコンセンサスが得られていない状況だ。

 そこで本紙では,検査手技や描出画像の解釈などをまとめた『救急超音波診療ガイド』(医学書院)の編集主幹である亀田徹氏を司会に座談会を企画。日本超音波医学会・日本超音波検査学会で理事を務める臨床検査技師の西田睦氏,看護師で看護ケアにポケットエコーを活用する辻󠄀本真由美氏との議論から,POCUSのさらなる普及に向けた今後の展開を考えたい。

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