めざせ「ソーシャルナース」!社会的入院を看護する [第12回] 意見の対立をどう乗り越えるか?④医療者の意見が対立する場合 連載 石上雄一郎
CASE
75歳男性。大動脈弁閉鎖不全症に対して予定手術として弁置換術が行われた。術前のADLは自立していたものの,術後の合併症により意識障害が出現・継続して10日目を迎えた。そこで集中治療医と看護師から,「病状が良くなる兆しが見えないため,心臓外科主治医と共に今後の治療の方向性について考え直したい」と家族に伝えた。手術を担当した心臓外科医からは「主治医として治療をやめるわけにはいかない。現状は家族も治療を希望しているし,続けるしかない」と言われ,看護師はモヤモヤしていた。
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