迫る2025年問題 訪問看護が提供し得る価値を問い直す 対談・座談会 山田雅子,高砂裕子,平原優美

 2022年度中に新規で立ち上げられた訪問看護ステーションは約2000施設であった反面,800施設近くが事業の廃止もしくは休止に追い込まれた1)。背景には,後継者問題を含めた人材不足,事業所増による利益率の低下,管理者の経験不足など,複数の問題が存在し複雑に絡み合っている。高齢化の進展に伴う利用者数の増加,また在宅療養の流れがさらに加速する近い将来,訪問看護を日本全国にあまねく提供していくには何が必要で,どのようなシステム作りが求められるのか。訪問看護師等のリカレント教育に携わる山田氏を司会に,全国訪問看護事業協会の高砂氏,日本訪問看護財団の平原氏が意見を交わした。

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