看護のアジェンダ [第234回] 天使の終焉 連載 井部俊子
「コロナ」と書いて「コドク」と読む。2019年12月,悪性リンパ腫と診断されて4か月半の入院を経験した笠井信輔氏(アナウンサー)は,雑誌『看護』(2023年9月号)のコラム欄「生きるということ」の冒頭に書いている。入院当初は大勢の友人,知人が見舞いに来てくれたけれど残りの3か月半はコロナのまん延により家族ですらほとんど見舞いに来ることができず,厳しい抗がん薬治療の中で,孤独の苦痛は大変なものだった。その孤独を救ったのが,病棟の22人の看護師たちであったという。彼は看護師たちを「優しさで孤独を癒す白衣の天使」とたたえた。
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