「看護をデータで示す」ために――難しくないデータ分析入門 対談・座談会 林田賢史,森脇睦子,近藤才子

 医療機関のIT化が急速に進み,病院内には多種多様なデータが蓄積されています。看護管理者には,そうしたデータに基づいたマネジメント,看護の質改善を行う能力が求められます。また,データを適切に用いることで課題を解決する能力は,管理者でない看護師にとっても,日々の臨床や看護研究などにおいて役立つスキルであるはずです。一方で,数字やデータに対して苦手意識を持つ方も決して少なくないと思います。この度上梓された『6ステップで実現する看護マネジメント・質改善につなげるデータ分析入門』1)(医学書院)は正しい数字の読み取り方や,データの基礎的な分析方法を身に付けるための格好の入門書です。本紙では,書籍著者の林田氏と森脇氏,高度急性期病院の看護部長として大量のデータと日々格闘する近藤氏による座談会を企画しました。座談会を通じてデータ分析における重要なポイントをつかんでみてください。

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