神経病理の未来はどこへ向かうのか? 脳神経内科医と病理医の有機的なコラボレーションをめざして 対談・座談会 神田隆,西村広健

 「カタチが美しいこと,それが形態学の何よりの魅力です」。そう語るのは末梢神経の専門家として蓄積してきた自身の知見を『末梢神経病理――どう作り,どう読み,どう臨床に生かすか』(医学書院)にまとめた脳神経内科医の神田隆氏です。

 遺伝子や画像を用いた検査技術が発展する中で,病理形態像から病態を読み解く神経病理学は今後どのような価値を生み出していくのか。病理医でありながら,末梢神経・筋生検を含めた神経病理学的検索に注力する西村広健氏との対談を通じ,この分野の未来について考えました。

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