家族看護の実践知 対談・座談会 藤井淳子,櫻井大輔,藤原真弓
第5次となる看護基礎教育のカリキュラム改正では,対象や療養の場の多様化に対応できるよう,「在宅看護論」が「地域・在宅看護論」に名称変更され,内容の充実が図られた。これを受けて家族看護に重きを置く養成校が増加している。しかし実際には,家族看護を系統的に学習した経験を持たない教員が講義を担当することもあるなど,その教授方法に戸惑う教員も少なくない。他方,コロナ禍以降,臨床現場においても家族看護を重要視する動きがあり,多様化する家族の在り方に対して,いかに支援していくかが模索されている。「これから家族看護を意識するシチュエーションはますます増加していくはず」と語る藤井氏を司会に,3人の家族支援専門看護師が臨床・教育への家族看護の実装に必要なエッセンスを共有した。
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