LGBTQ+の調査研究から見えたもの 日高 庸晴氏に聞く

 患者は一人ひとり多様な背景を持っていて,そのうちの1つに性的指向やジェンダーアイデンティティがある――。26年にわたり性的マイノリティを対象に行ってきた11万人を超える大規模調査のデータや当事者の語りをもとに,医療を必要とする当事者が戸惑うことなく受診できるための実装方法をまとめた書籍『LGBTQ+の健康レポート――誰にとっても心地よい医療を実装するために』(医学書院)を上梓した日高氏。調査から見えてきた当事者の声と,医療機関・医療従事者に求められる対応を聞いた。

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