新年号特集 医薬品開発の未来を展望する 患者当事者に聞く,薬のこと インタビュー 桜井 なおみ

 医薬品開発に当たっては,エンドユーザーである患者当事者の声にも耳を傾けなければならない。創薬プロセスに患者・市民の声を取り入れる取り組みは1990年頃から欧米を中心に進められてきた。日本でも,2019年に『患者・市民参画(PPI)ガイドブック――患者と研究者の協働を目指す第一歩として』1)をAMED(日本医療研究開発機構)が公開して以降,PPI(Patient and Public Involvement:患者・市民参画)は徐々に広がり,根付きつつある。乳がんの治療を体験する中で患者当事者として声を上げ続けてきた桜井氏に,創薬に対する思いを聞いた。

(文献・URL)
1)AMED.患者・市民参画(PPI)ガイドブック――患者と研究者の協働を目指す第一歩として.2019.

 

続きはこちら

こちらの記事の内容はお役に立ちましたか?