手術室外の麻酔科管理(NORA)の導入に向けて 寄稿 杉山 大介
NORA(ノラ)という言葉を聞いたことがあるでしょうか? 「手術室外での麻酔科管理」(Non-Operating Room Anesthesia)の通称であり,近年国内の麻酔科領域で注目を集めている概念です。NORAは狭義では「手術室外での侵襲を伴う治療に際して,麻酔科が患者の管理を行うこと」を指し,広義では気管挿管が難しい患者の気道確保や無痛分娩に関与する行為なども含め「麻酔科医が手術室外で麻酔を扱う行為」の全てが該当します1)。本稿では主に狭義のNORAに焦点を当て,その概要と意義について,当院の取り組みも交えながら解説します。
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