VExUS:輸液耐性が注目される今だからこそ一歩先のPOCUSを 寄稿 柴﨑 俊一
皆さんはVExUS(Venous Excess Ultrasound)という言葉をお聞きになったことがあるでしょうか。Beaubienらによって2020年に開発されたもので,POCUS(Point of care Ultrasound)の延長線上にあるエコーの技術の1つです1)。集中治療領域を中心に,過剰輸液は害であるという近年のトレンド2)とも相まって,重症患者はもちろん,心不全,腎不全などの領域でその有用性がさまざま報告され始めています。本稿では,筆者がほぼ毎日使用するVExUSの有用性を含めた概要をお伝えします。
参考文献・URL
1)Ultrasound J. 2020[PMID:32270297]
2)Kidney Int. 2009[PMID:19436332]
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