医療者だけでは救えない! 心臓突然死を減らす社会的アプローチ 寄稿 西山 知佳
心臓突然死を予防したい。心臓突然死で大切な人を亡くす家族・友人の悲しみを減らしたい。そんな思いから日本循環器学会救急啓発部会は,「市民意識の向上による心臓突然死減少へのアプローチ」と題するステートメントを日本語,英語の両言語で発表しました1, 2)。医療が進歩した現在においても,心停止はいったん起こってしまうと救命が極めて難しい現実があります。一方で救える命も確実に存在します。例えば「前兆に気づき早く受診する」「AEDを使える環境と人を増やす」「居合わせた市民が心肺蘇生を行う」といった備えと行動です。
参考文献・URL
1)日本循環器学会救急啓発部会.心臓突然死を減らすための取り組みに関するステートメント.2025.
2)Circ J. 2025[PMID:39721709]
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