レジデントのための患者安全エッセンス [第15回] 全てのはじまり――患者確認の原理・原則を忘れない 連載 栗原 健

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「患者を間違えた」のみが患者確認の目的にあらず

 見慣れた患者は間違うはずがないと医療従事者は誰でも思うことでしょう。また医学生時代のOSCEでの経験をもとに,診察の際,「患者からフルネームと生年月日を言ってもらえばよいもの」と,患者確認を安易にとらえているかもしれません。しかし,次の経験をした研修医の方はいないでしょうか。

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