診断戦略DATESを用いて診療時の違和感を言語化し創造性を促す 寄稿 礒田 翔

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 「想起した診断仮説がしっくりこない」「何となく違う気がする」。診療中にそんな違和感1, 2)を覚えたことはありませんか。この違和感の言語化により,新しく有用な仮説が生成される場合があること3)を経験的に知っている方は多いと想像します。新しく有用なアイデアが生まれた時は「創造性が発揮された」4),そして,もし「ああ!そうか!」という感動(Aha体験)を伴った場合は「洞察が発揮された」と認知心理学の文脈では表現されます5)。こうした気づきによって診断プロセスの途中で発想の転換が可能となり,思いもよらなかった診断結果にたどり着くことも少なくありません。

 本稿では,こうした診療時の違和感を言語化し,創造性を発揮して診断精度を向上させる戦略,DATES(註)についてご紹介をします。

註:第26回日本病院総合診療医学会学術総会で開催されたセッション「プレゼン大会――わたしのオリジナル診断戦略」において優勝を収めた発表内容に基づき,執筆をしています。

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