伝わる!同意書説明の4ステップ [第3回] 血漿分画製剤・成分製剤に関する同意書の読み合わせ 連載 前野 恭平,三谷 雄己

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上級医 先ほど搬送されてきたバイク事故後の20歳男性ですが,診察の結果,左側胸部の痛みは脾損傷で間違いでしょう。CTを見ると,臓器損傷分類1)のGradeⅢで重症に当たりますね。TAEの準備に加えて,出血量が多くて大量に輸血が必要だろうから,輸血の同意書をとりましょう。

研修医 以前消化管出血の患者さんに同意書の説明をした経験があるので,任せてください!

上級医 ありがとう。今回は大量輸血になるだろうから,この前勉強した赤血球輸血(連載第2回)だけでなく血小板やFFP(新鮮凍結血漿)のことも説明しておきましょう。また場合によっては輸血の代用でアルブミン製剤を用いる可能性もあるので,そこも含めて説明しましょう。

研修医 輸血用血液製剤だけでなく血漿分画製剤の同意書も今回は必要なんですね。あやうく取らないで済ませてしまうところでした(この病院では輸血用血液製剤と血漿分画製剤の同意書が別なんだ……。上級医の助言がなければ気づけなかった)。

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