がん患者のせん妄を看護する エビデンスと臨床の間で [第5回] 薬剤による発症予防介入はどこまで有効か? 連載 原島 沙季

ブックマーク登録

 せん妄は患者さんや家族の苦痛,入院の長期化や死亡率上昇などと関連することが報告されています。そのため,せん妄は発症後に対応するだけではなく,発症自体を予防することが非常に重要です。

 前回はせん妄予防のための非薬物療法について解説しましたが,今回はせん妄の予防を目的とした薬物療法について,現時点でのエビデンスや臨床での実践について解説します。『がん患者におけるせん妄ガイドライン2025年版』(金原出版)1)では,せん妄の発症予防を目的とした薬物療法として,ラメルテオン,オレキシン受容体拮抗薬,抗精神病薬を臨床疑問として取り上げています。

参考文献・URL
1)日本サイコオンコロジー学会,日本がんサポーティブケア学会.がん患者におけるせん妄ガイドライン2025年版.金原出版;2025.

続きはこちら

こちらの記事の内容はお役に立ちましたか?