
「看護への投資はすなわち,人々の健康を守り,国家の安全を維持することを意味するのです」。こう語るのは,国際看護師協会(ICN)の事務局長として来日したHoward Catton氏です。急速な少子高齢化を背景に医療需要の増大と生産年齢人口の減少が同時に進行する状況は,日本特有の問題ではなく世界共通の課題でもあります。大きな変革を迫られる医療システムの中で不足する看護人材をどのように確保し,活躍を支えていくべきかが問われているこの時代に,看護の価値を可視化し,誇りを持って働ける環境を築くために何が必要なのか。日本看護協会の会長を務める秋山智弥氏とCatton氏が意見を交わしました。