
2025年12月に最終回を迎えた本紙連載「看護のアジェンダ」は,2005年の連載開始当初から一貫したコンセプトを掲げています。それは「看護・医療界の“いま”を見つめ直し,読み解き,未来に向けたアジェンダ(検討課題)を提示すること」です。掲載された回数は,なんと251回。著者である井部俊子氏の言葉に影響を受け,自身の実践を省みた経験のある読者も数多くいることでしょう。
このたび,2016年に発行された書籍化第1弾に続き,連載の後半が『看護のアジェンダ2』(医学書院)として上梓されました。看護の本質に立ち返り,新たな視点を常に提示してきたこの20年間の思索の行方とは。愛読者である佐々木氏,矢野氏が井部氏を囲み,看護界ひいては医療界へ向けた議論を展開しました。