Today's Check Points
・吸引と酸素化を最大限効率化するには?
・薬剤選択,あなたはどうする?
・喉頭鏡とスタイレット,成功率を上げるには?
前回に引き続き,救急外来における緊急気管挿管を考えていきます。挿管準備の「SOAP MD」(第8回,本紙第3586号参照)に絡めて,知っておく・選択肢として持っておくと役に立つ近年のトピックとコツを紙幅の許す限りでお伝えします。挿管の基本的な内容については成書をご参照ください。
吸引と酸素化を最大限効率化するには?
喉頭展開した際に,吐物や血液だらけで全く視野が取れない事態は救急外来の気管挿管でしばしば直面する問題の一つです。吸痰時に普段使用する吸引カテーテルなどでは無力であり,挿管時に準備する吸引デバイスは「太さこそ正義」です。よく使用されるYankauer suctionカテーテル,海外ではさらに太いSDC(旧称 DuCanto)カテーテルなども使用され,とにかく太いものを準備しておくことが重要です。