執筆:安達 洋祐(原看護専門学校)
【隔週水曜更新】外科医が「絶滅危惧種」になりかねない昨今、若い外科医や外科志望の学生は、私たちの「希望の星」です。本連載では、外科医に必要な「4つの力」を磨く本を紹介しますので、自分に合った本を選んで、じっくり読んでみてください。外科は奥が深く、外科医は一生の仕事です。「4つの力」を磨き、「希望の星」が「外科の星」になることを期待します。
第1回 スキルを磨く(2025年6月11日公開予定)
『ゾリンジャー外科手術アトラス 第2版』
『イラストレイテッド外科手術~膜の解剖からみた術式のポイント 第3版』
第2回 臨床力を磨く(2025年6月25日公開予定)
『症例で学ぶ外科診療~専門医のための意思決定と手術手技』
『症例で学ぶ外科医の考えかた~外科診療の基本がわかる30症例』
『急性腹症の診断レシピ~病歴・身体所見・CT』
第3回 思考力を磨く(2025年7月9日公開予定)
『病歴と身体所見の診断学』
『ジェネラリストのための内科診断リファレンス 第2版』
『外科医のためのエビデンス』
第4回 教育力を磨く(2025年7月23日公開予定)
『標準外科学 第17版』
『新臨床内科学 第10版』
『コアカリノート~臨床医学まるごと整理』
執筆者紹介
(あだち ようすけ)1983年に九州大学を卒業し、第二外科に入局。1985年から大学院で九州大学第二病理に在籍。その後、4つの大学と4つの公的病院に消化器乳腺外科医として勤務。2015年から久留米大学で医学教育に従事。2024年に定年退職し、福岡市の看護学校に勤務。
主な著書は『外科研修の常識チェック』(金原出版、 2001年)、『消化器外科のエビデンス』(医学書院、2003年)。主な編集は『外科の「常識」』(医学書院、2009年)、『ナースに知ってほしい100の病気』(メディカルレビュー社、2009年)。
趣味は「街中徘徊・里山散策、駅舎探訪」。モットーは「笑顔・対話・ふれあい」。